シティー・ループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 17:53 UTC 版)
神戸観光の活性化と、市内都心部の回遊性を向上させることを目的として1990年4月7日に運行開始した。神戸国際観光協会が主体となり、神戸市交通局が貸切バスとして運行していた。2003年4月に運行事業者が神戸市交通局より引き継ぐ。この時に乗合バスとしての運行に変更された。中突堤を起点に南京町、北野、新神戸駅、メリケンパークなどを経由し、約63分で一周する。一部に途中の停留所止まりの便も存在する。2015年10月9日に神戸で行われた『夜景サミット2015 in神戸』の開催に合わせて期間限定で運行時間を夜間帯に延長し、新たに新神戸駅から摩耶ケーブルまで直通する路線が設定された。シティー・ループの路線としては初めてまやビューラインまで延長された。夜間運行便では車内でジャズが流れた。 バスには女性のコンパニオンが乗務しており、観光案内などを行っていた。このため、長年ワンマン運転は行っておらず、乗降とも中扉のみで扱い(前扉は締切)、運賃収受は中扉後側に乗務するコンパニオンが行っていた。 2018年3月19日より交通系ICカード全国相互利用サービスを導入したのに伴い、乗降方式は前扉から乗車(同時に運賃支払い)して中扉から降りるように変わり、コンパニオンは運賃収受を行わなくなった。 コロナ禍による利用者の大幅な減少を受け2020年4月11日~6月26日の間全面運休し、翌27日から運行を再開したが、減便を伴う臨時ダイヤ(35分間隔)となり、コンパニオンの乗務はなくなり完全ワンマン化された。
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