システムの形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 09:13 UTC 版)
「クローズドドアシステム」の記事における「システムの形態」の解説
クローズドドアシステム採用路線では路線形態によって以下のような扱いとなっている 1. 路線バス 自事業者エリアから他事業者エリアに乗り入れる際は、他社エリアでは降車、他事業者エリアから自事業者エリアに乗り入れる際は、他事業者エリアでは乗車のみ取扱する方法と、他事業者の路線が自事業者エリア内では乗降とも取り扱う代わりに自事業者エリア内で他事業者の停留所設置数を制限させる方法とがあり、また地域や事業者によってはその両方を組み合わせる場合もある。なお、自事業者エリア内に複数の他事業者が乗り入れる場合は、その一部事業者および一部路線のみをクローズドドアシステムにしていることもある。また、同一の区間であっても、事業者および系統により、クローズドドアシステムの内容が異なる場合もある。 2. 高速バス・都市間バス 起点地周辺エリアで乗車のみ、終着地周辺エリアで降車のみの制限が取られる方法が一般的である。 3. 空港連絡バス・フェリー連絡バス 行先が空港・港の場合は途中停留所は乗車のみ、始発が空港・港の場合は途中停留所は降車のみ取扱する。 4. 商業施設・病院・学校・競技場等へのバス 駅・ターミナル・住宅街などを発車する場合は乗車のみ、施設発は降車のみ扱う。 以下に述べるように、バス事業者にはメリットの方が大きいが、利用者側にとってはデメリットの方が大きく、一部バス路線では、クローズドドアシステムによる弊害も生じている。
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