シカゴ交響楽団の音楽監督へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 14:34 UTC 版)
「リッカルド・ムーティ」の記事における「シカゴ交響楽団の音楽監督へ」の解説
シカゴ交響楽団は約30年というブランクがあるにもかかわらず、スカラ辞任直後のムーティに猛アタックを掛け、客演を要請していた。客演後はヨーロッパツアーを率いるなど大切な業務を次々と依頼した。その過程から「次期音楽監督か」と憶測が飛び交った。2008年5月5日、シカゴ交響楽団の次期音楽監督に就任することが双方から発表された。楽団のメンバーから多くの手紙や署名が届けられ、決心に至ったという。任期は2010年から5年間となるが、就任前に事実上の活動(スポンサー対応やオーディションなど)を開始。2009年1月は就任直前のコンサートになったが、人気が過熱してチケットは入手困難に陥りスポンサーを失望させた。そこでムーティは前例のない「スポンサー限定公開リハーサル」を実施して難局を乗り切った。2010年5月、ムーティは正式に音楽監督に就任。首席指揮者ベルナルト・ハイティンクもそのまま在任している。
※この「シカゴ交響楽団の音楽監督へ」の解説は、「リッカルド・ムーティ」の解説の一部です。
「シカゴ交響楽団の音楽監督へ」を含む「リッカルド・ムーティ」の記事については、「リッカルド・ムーティ」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からシカゴ交響楽団の音楽監督へを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- シカゴ交響楽団の音楽監督へのページへのリンク