サーバソフトウェア AppleShare
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:15 UTC 版)
「AppleShare」の記事における「サーバソフトウェア AppleShare」の解説
Classic Mac OSは、「パーソナルファイル共有」の設定を行なえば、AFPサーバとして動作させる事ができるが、同時接続10ユーザ迄、10ボリューム迄、10フォルダ迄といった制限がある。そこで、別途購入のソフトウェアAppleShareをClassic Mac OSにインストールすれば、大規模なAFPサーバとして動作させることができた。 バージョン4.xまでのAppleShareはAppleTalkをベースとし、AFPファイルサーバを中心として利用されていた。 バージョン5.0以降のAppleShare IPではPrinter Access Protocol (PAP) でのプリントサーバの機能、TCP/IPベースのAFP over TCP、Webサーバ、電子メールサーバ、FTPサーバ等が利用出来るようになった。また、SMB/CIFSをサポートすることでWindowsクライアント向けのファイルサーバとプリントサーバも実装していた。また、Mac OSクライアント管理向けのMacintosh Managerにてユーザ管理が行える仕組みを用意していた。また、リモート管理ツールのApple Network Assistantが添付されていた。 Classic Mac OS終了後は、AppleShareの機能はMac OS X Serverへ統合されており、Apple Network Assistantは同様の機能を持つApple Remote Desktopへ置き換えられた。
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