サークルの隆盛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 07:34 UTC 版)
「日本における同性愛」の記事における「サークルの隆盛」の解説
ゲイ雑誌が発行されて以降は通信欄で、趣味サークルやスポーツサークルへの参加が呼びかけられ、全国にこうした同好会も多く生まれた。社会人中心のものや大学単位のもの、外国人との交流を目的としたものなどのほか、10代のゲイのサークル活動も盛んになり、1981年には大阪でゲイ少年サークル「ドリーム・メンズ・グループ」が発足した(参照)。また1983年にはやはり10代中心のゲイサークル「CLⒶSS」(Aの外側に◯)が結成され、友達同士のような関係をつくる中からゲイの悩みを皆で解決していくことを目指した。CLⒶSSは結成前から別会名で活動していたが、会員数は約40人(1986年当時)で東京本部(赤羽)と大阪本部(所在地は尼崎)があった。10代のゲイがサークル活動を始めるようになったのは70年代後半頃からといわれ、その頃は内輪の小さなサークルだけで終わっていたのが、薔薇族に「少年の部屋」が設けられてからは活動が広がってサークルも開放的になり、種類も多様化した。具体的には水泳やバドミントン、同性愛について真剣に考えるものなど、全盛期に10代中心のサークルは20ほどを数えた。CLⒶSSも他のサークルと全国的に連絡を取り合って盛り上げていた。ただ、この頃のものは余り長続きはしなかった[いつ?]。
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