サッカーオマーン代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/07 13:29 UTC 版)
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国または地域 | ![]() |
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協会 | オマーンサッカー協会 | |||
愛称 | Al-Ahmar Samba Al-Khaleej |
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監督 | ![]() |
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最多出場選手 | アハマド・ムバーラク(180試合) | |||
最多得点選手 | ハーニー・アッ=ダービト(43得点) | |||
ホームスタジアム | スルタン・カーブース・スポーツコンプレックス | |||
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初の国際試合 | 1965年8月27日対![]() 0-10 |
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最大差勝利試合 | 2017年3月28日対![]() 14-0 |
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最大差敗戦試合 | 1966年4月1日対![]() 0-21 |
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FIFAワールドカップ | ||||
出場回数 | 0回 | |||
最高成績 | - | |||
AFCアジアカップ | ||||
出場回数 | 5回 | |||
最高成績 | ベスト16 (2019) | |||
サッカーオマーン代表(サッカーオマーンだいひょう)は、オマーンサッカー協会(OFA)によって構成されるオマーンのサッカーのナショナルチームである。ホームスタジアムは、首都・マスカットにあるスルタン・カーブース・スポーツコンプレックス。
概要
代表の発足以来、FIFAワールドカップ本大会への出場経験は無い。
AFCアジアカップは2004年大会、2007年大会、2015年大会、2019年大会、2023年大会の5大会に出場しており、2015年までの3大会は全てグループリーグ敗退に終わるも、2019年大会では初めてグループリーグ突破し、ベスト16入りを果たした。ガルフカップでは優勝2回(2009年・2017年)、準優勝3回(2004年・2007年・2023年)の成績を残している。
歴史
2000年代
AFCアジアカップ初出場となった2004年中国大会では、敗れはしたが日本を苦しめ[1]、イランとは2-2で引き分ける[2]健闘を見せたが1勝1分1敗で1次リーグ敗退に終わった。なお、この大会の予選は、2002年日韓W杯で4位に入賞した韓国を抑えて首位で突破している[3]。再び日本と同組になった2006年ドイツW杯・アジア1次予選では、ホーム・アウェーでいずれも日本に0-1と惜敗し、最終予選進出はならなかった[4][5]。その後、2007年のアジアカップは2分1敗でグループリーグ敗退[6]。2011年カタール大会はクウェートに勝ち点1及ばず予選で散った[7]。
2010年代
2014年ブラジルW杯・アジア予選では、3次予選でサウジアラビアを押しのけて、2002年大会予選以来3大会ぶりに最終予選に進出した[8]。その最終予選では、本大会出場権を得たオーストラリアと、ホーム・アウェイでいずれもドローに持ち込んだ[9][10]。その活躍もあり、最終節のアウェー・ヨルダン戦に引き分け以上でアジア地区第5代表決定戦進出となるところだったが、0-1で敗れ予選敗退となった[11]。
2015年のアジアカップでは初戦で韓国に0-1[12][13]、2戦目でオーストラリアに0-4と連敗し[14]、早々に出場3大会連続のグループリーグ敗退が決定。それでも3戦目のクウェート戦を1-0で勝利し、3大会ぶりのアジアカップ勝利となった[15]。
中東勢の活躍が光った[16]AFCアジアカップ2019では、オマーンも例外ではなく、1次リーグ・グループFを1勝2敗ながら各組3位の上位4チームに入り、出場4回目にして初の決勝トーナメント進出(ベスト16)を達成。ラウンドオブ16では、優勝候補と評されたイランと対戦。試合開始50秒で得たPKのチャンスで先制点を逃し[17]、逆に前半で2点を奪われて0-2で敗れた[18]。
2020年代
2022年カタールW杯・アジア予選では2大会ぶりに最終予選に進んだ。その最終予選の初戦では、当時6大会連続出場だった日本からアウェイながら金星を挙げる絶好のスタートとなったが[19]、最終的に4次予選(AFCプレーオフ)出場となる3位のオーストラリアに対し、勝ち点でわずかに1下回り、グループ4位で敗退した[20]。
2026年北中米W杯のアジア予選では、2次予選でキルギス、マレーシア、チャイニーズタイペイと同組になり、4勝1分1敗・勝ち点13の首位通過でワールドカップの予選では初めて2大会連続での最終予選進出となった[21]。2024年1月に開催されたアジアカップは2分1敗に終わり、2大会ぶりにグループリーグで敗退した[22]。
ホームゲームでの試合に強く、前述の2014 FIFAワールドカップ・アジア予選では3次予選でオーストラリアに勝利した[23][24]。さらに2022年大会のアジア最終予選でも、ホームでオーストラリアに2度リードされながらもドローに持ち込んだ[25]。
成績
FIFAワールドカップ
- 1930 - 不参加
- 1934 - 不参加
- 1938 - 不参加
- 1950 - 不参加
- 1954 - 不参加
- 1958 - 不参加
- 1962 - 不参加
- 1966 - 不参加
- 1970 - 不参加
- 1974 - 不参加
- 1978 - 不参加
- 1982 - 不参加
- 1986 - 棄権
- 1990 - 予選敗退
- 1994 - 予選敗退
- 1998 - 予選敗退
- 2002 - 予選敗退
- 2006 - 予選敗退
- 2010 - 予選敗退
- 2014 - 予選敗退
- 2018 - 予選敗退
- 2022 - 予選敗退
AFCアジアカップ
開催年 | 結果 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 |
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不参加 | ||||||
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予選敗退 | ||||||
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棄権 | ||||||
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予選敗退 | ||||||
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グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 3 |
![]() ![]() ![]() ![]() |
グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 2 | 1 | 1 | 3 |
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予選敗退 | ||||||
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グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 0 | 2 | 1 | 5 |
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ベスト16 | 4 | 1 | 0 | 3 | 4 | 6 |
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グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 2 | 1 | 2 | 3 |
合計 | 5/18 | 16 | 3 | 5 | 8 | 12 | 20 |
ガルフカップ
年度 | 開催国 | 結果 |
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1970 | ![]() |
不参加 |
1972 | ![]() |
不参加 |
1974 | ![]() |
6位 |
1976 | ![]() |
7位 |
1979 | ![]() |
7位 |
1982 | ![]() |
6位 |
1984 | ![]() |
7位 |
1986 | ![]() |
7位 |
1988 | ![]() |
7位 |
1990 | ![]() |
4位 |
1992 | ![]() |
6位 |
1994 | ![]() |
6位 |
1996 | ![]() |
6位 |
1998 | ![]() |
4位 |
2002 | ![]() |
5位 |
2003 | ![]() |
4位 |
2004 | ![]() |
準優勝 |
2007 | ![]() |
準優勝 |
2009 | ![]() |
優勝 |
2010 | ![]() |
GL敗退 |
2013 | ![]() |
GL敗退 |
2014 | ![]() |
4位 |
2017 | ![]() |
優勝 |
2019 | ![]() |
GL敗退 |
2023 | ![]() |
準優勝 |
オリンピック
歴代監督
ヘシュマト・モハージェラーニー 1992-1994
ジョゼフ・ベングロシュ 1995-1997
ヴァルデイル・ヴィエイラ 1998-1999
カルロス・アウベルト 2000-2001
スレコ・ユリシッチ 2005-2006
ミラン・マチャラ 2003-2005, 2006-2007
ガブリエル・カルデロン 2007-2008
フリオ・リバス 2008
クロード・ルロワ 2008-2010
ポール・ル・グエン 2011-2015
ピム・ファーベーク 2016-2019[26]
エルウィン・クーマン 2019
ブランコ・イバンコビッチ 2020-2024
ヤロスラフ・シルハヴィー 2024
ラシード・ジャービル 2024-2025
カルロス・ケイロス 2025-
歴代選手
GK
- アリ・アル・ハブシ
- アハマド・ファラジュ・アッ=ラワーヒー
DF
- ムハンマド・アル=ムサラミー
- ジャービル・アル=オワイシ
- ナセル・アル=シムリ
- アーメル・サイード・アッ=シャートリー
- アブドッサラーム・アル=ムハイニー
- アリー・サーリム・アン=ナハール
- アリー・アル=ブーサイーディ
- ハサン・ムザファル
- アハマド・アル=ムハイニー
- ナーディル・アワド・マブルーク
MF
- アリー・アル=ジャーブリー
- ラーイド・イブラヒーム
- ムハンマド・アッ=スィヤービー
- イード・アル=ファールシ
- アハマド・ムバーラク
- モフシン・アル=ハールディ
FW
- アブドゥルアジーズ・アル=マクバーリー
- カースィム・サイード
- ヤアクーブ・アブドゥルカリーム
- アマド・アル=ホスニ
- サイード・アッ=ルザイキー
脚注
- ^ “PKのサイド変更。15年前、宮本恒靖が大胆な進言に至った本当の理由”. 集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva (2019年3月1日). 2024年8月24日閲覧。
- ^ “asahi.com : スポーツ サッカー日本代表:アジアカップ2004”. www.asahi.com. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “2004 Asian Cup qualification Stats” (英語). FBref.com. 2024年8月31日閲覧。
- ^ “asahi.com : スポーツ : サッカー日本代表”. www.asahi.com. 2024年11月23日閲覧。
- ^ “2004-10-13 オマーン戦”. ゲキサカ. 2024年11月23日閲覧。
- ^ “サッカーアジア杯2007 1次リーグ : nikkansports.com”. www.nikkansports.com. 2025年7月29日閲覧。
- ^ “Asian Nations Cup 2011”. www.rsssf.org. 2025年7月29日閲覧。
- ^ “サウジ、W杯予選敗退でライカールトの進退は?”. ゲキサカ (2012年3月1日). 2024年8月24日閲覧。
- ^ 「サッカー=W杯アジア最終予選、豪州はオマーンと引き分け」『Reuters』2013年3月27日。2025年3月22日閲覧。
- ^ “最終予選初戦のオーストラリアは敵地でオマーンとドロー、日本が首位を独走”. ゲキサカ (2012年6月9日). 2025年3月22日閲覧。
- ^ “Jordan into Asian playoff after beating Oman 1-0”. ALARABIYA news. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “<アジアカップ>韓国、1-0でオマーンに勝利…チョ永哲が決勝ゴール”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2025年7月29日閲覧。
- ^ “韓国、オマーン破り白星発進 アジアカップ”. www.afpbb.com. 2025年7月29日閲覧。
- ^ “オーストラリア、4得点を奪い準々決勝進出を決める アジアカップ”. www.afpbb.com (2015年1月14日). 2025年7月29日閲覧。
- ^ “オマーンが勝利、クウェートは最下位に終わる アジアカップ”. www.afpbb.com (2015年1月18日). 2025年7月29日閲覧。
- ^ “中東勢3チームのアジアカップ4強進出は6大会ぶり。日本が東アジア“最後の砦”に”. フットボールチャンネル (2019年1月26日). 2024年11月23日閲覧。
- ^ “【動画】アジア最上位・優勝候補イランがオマーン下してベスト8進出!4試合連続クリーンシート達成/アジア杯 | Goal.com 日本”. www.goal.com (2019年1月20日). 2024年11月23日閲覧。
- ^ “イランがPK失敗のオマーンに完封勝利! ベスト8では中国と対戦《AFCアジアカップ2019》”. 超ワールドサッカー!. 2024年11月23日閲覧。
- ^ “日本代表、決定機乏しく終盤の失点でオマーン代表に敗戦… 前回の最終予選に続き苦しいスタートに【サマリー:カタールW杯 アジア最終予選 日本vsオマーン】:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)”. Jリーグ.jp(日本プロサッカーリーグ). 2024年8月24日閲覧。
- ^ “アジアから下剋上なるか? FIFAワールドカップ初出場を狙うダークホース”. FIFA. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “[W杯アジア2次予選グループD日程&結果]”. ゲキサカ. 2024年11月23日閲覧。
- ^ “アジア杯16強出そろう!“最後の1枠”日本と同組インドネシアが獲得 オマーンは痛恨△で1次L敗退 - スポニチ Sponichi Annex サッカー”. スポニチ Sponichi Annex. 2025年8月7日閲覧。
- ^ “Oman 1-0 Australia (Nov 11, 2011) Final Score” (英語). ESPN. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “World Cup 2014 Qualifiers : Oman beats Australia 1-0”. athlet.org. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “Oman 2-2 Australia (1 Feb, 2022) Final Score - ESPN (UK)” (英語). ESPN. 2024年8月24日閲覧。
- ^ “المدرب: بيم فيربيك”. KOOORA.com. 2018年4月2日閲覧。
関連項目
- オマーンのサッカー
- U-23サッカーオマーン代表
- オマーンリーグ
外部リンク
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