ゴルフコースの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 05:55 UTC 版)
ゴルフコースは、色々な観点から分類される。日本でもっとも使われる分類はその立地条件によるもので、きちんとした定義はないものの、山岳コース(山の中にありアップダウンが激しい。フェアウェイが狭くややトリッキーで総距離も短い傾向がある)、丘陵コース(山中にあるが山岳コースよりなだらかで、適度なアップダウンがある)、林間コース(平野や扇状地などに広がる林の中を切り開いて造られたコース)の3つに分ける分類が一般的である。また、他にも河川敷コースが存在するが、誰でも気軽にラウンドできるコースが多いため、分類の4つめというよりも、その3つ(河川敷と対比させて「山」と呼ぶ)以外のコース、という意味合いが強い(例:「先週は給料日前で河川敷だったんだけど、今週は山(のコース)へ行くんだ」)。 またリンクスコースという呼び方があるが、リンクスランドとは元々スコットランドで「海と陸が重なり合った場所」という意味で、海岸と陸地の間に広がる砂丘(から形成された硬い大地を持つ草原)を指す。その場所に造られたコースがリンクスコースである。つまり厳密に言うとリンクスコースはスコットランドとイングランドにしか存在しないわけで、海岸沿いにあるだけで「リンクス」というのは正確ではない。 さらに、トーナメントコース(大きな試合が行われる規模と難易度を併せ持つコース)、接待コース(距離が短い・フェアウェイが広い・ラフが短い・OBが少ない・グリーンがやさしい等、良いスコアが出やすい条件が揃っているコース)、チャンピオンシップコース(クラブハウスが豪華・・・というのはよく言われる冗談で、一般的には距離が長いコースを指す?)などの呼び名があるが、これらはもちろん正確な分類には当てはまらない。
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