ゴザ7世派
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ゴザ7世 ラアルゴン帝国ライクン朝第18代皇帝、即位前の名はブラッポ辺境伯ロルベ。老境の域にある凡庸な人物。もともと皇統の傍流のさらに傍流で、皇帝の地位など望んでもいなかったが、ゴザ4世の遺言を順守して国が荒廃することをおそれた前皇帝(アイラ1世)と重臣たちに養子縁組を強要され、至尊の地位に就く。しかし望んでなったわけではない皇帝の椅子の座り心地は最悪で、替わってくれる人間がいるなら替わってほしいと考えていた。 数年の間に皇太子を含め主だった血縁者が軒並み事故死病死を繰り返し、心を許せる肉親はエンテア一人になっていた。重臣の薦めにしたがってエンテアとアルペア公の縁談を進めるが、裏でコロー伯と組んでいた惑星連合の攻撃を受け重傷を負う。その後奇跡的に回復し、エンテアとアルペア公の成婚を見届けてから退位した。 ル・リキナ・ラマン 本編の主人公、史上初の女性近衛剣士。 エキ・ル・ルード 近衛剣士隊体長。ゴザ7世の忠実な僕。 リンデ・テウナ 近衛剣士隊助勤、ルード体長の部下。一見優男だが剣の腕は確か。 ナン・ジャ・マーゴム 近衛剣士隊隊員で一・二を争う剛腕の持ち主。しかし腕力に頼る傾向があるため剣の腕はいま一つ。のちに斧使いに転向。 カァト・ベンギ 若手の近衛剣士隊隊員でリキナの幼馴染。剣の腕は確かだが、リキナには頭が上がらない。 バンダ・ハス ゴザパレスにて警護の任(槍持ちという役職)に就く若者。数代前まで海賊だったが功績をあげて領地を与えられる。 エル・バルサローム もと近衛剣士隊候補生だったが、ドロップアトし裏町の不良を束ねるリーダーとなる。テウナ助勤と顔なじみ。 ウルスラ=エンテア・エル・クラン・ライクン ライクン朝皇女でゴザ7世の孫娘。文字通り「深窓の令嬢」で、学問は学校ではなく家庭教師から教わっていた。 ムズマーン・ラ・ペッチ・ド・バリバ・ギム=ライクン ライクン朝公爵家当主でゴザ4世の玄孫。エンテアの婚約者で、次期皇帝候補の筆頭。
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