ゴイシシジミとは? わかりやすく解説

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ごいし‐しじみ【碁石小蝶】

読み方:ごいししじみ

シジミチョウ科昆虫。翅(はね)の表面黒褐色裏面白地黒色斑紋散在する。笹につくアブラムシ分泌する甘い汁を吸う

碁石小灰蝶の画像
撮影おくやまひさし

碁石小灰蝶

読み方:ゴイシシジミ(goishishijimi)

シジミチョウ科チョウ

学名 Taraka hamada


ゴイシシジミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 16:25 UTC 版)

ゴイシシジミ
交尾するゴイシシジミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シジミチョウ科 Lycaenidae
亜科 : カニアシシジミ亜科 Miletinae
: ゴイシシジミ属 Taraka
: ゴイシシジミ T. hamada
学名
Taraka hamada
Herbert Druce, 1875
和名
ゴイシシジミ
英名
forest pierrot

ゴイシシジミ(碁石小灰蝶、学名:Taraka hamada)はシジミチョウ科チョウ。翅の表面は一様に黒く、裏面は白地に黒い碁石状の斑点がある。前翅長約14mm。

インド東部(シッキム州アッサム州にかけておよびミャンマー国境のチッタゴン丘陵地帯南部)、東アジア中国中部と雲南省日本)、東南アジアマレー半島スマトラ島ボルネオ島ジャワ島)に分布。日本では北海道から九州にかけて分布する。山地から平地の林や笹薮でよく見られ、年4-5回、5-10月にかけて現れる。

生活史・食草

幼虫は日本の全種の蝶の中で唯一の完全な肉食性で、メダケクマザサなどのタケ科植物につくタケノアブラムシ・ササコナフキツノアブラムシなどを捕食する。成虫もまた彼らの分泌液に依存するため、この種の存在には前述のアブラムシが必要不可欠となる。成虫は、アブラムシの集団の中に卵を生む。

なお、日本産のカニアシシジミ亜科(アシナガシジミ亜科)のチョウは本種のみである。

脚注

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