コーウィン5部作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 08:50 UTC 版)
病院で目覚めたコーウィンは記憶をなくしている。自分を入院させた妹であるというフロリメルの家を訪ね、ランダムとともに影の中を移動し、レブマでパターンを歩いて記憶を取り戻す。ブレイズと組んで、父王オベロン失踪後のアンバーの王位をねらう戦争を始めるが敗れて捕えられる。エリックの戴冠を見届けたあとで目を潰され幽閉されるが、体組織再生能力で視力を取り戻し、ドワーキンの助けを借りて脱獄する。 アヴァロンに向かう途中の影でかつての家来ガネロンと出会い、黒い道から現れる闇の生き物と戦う。アヴァロンではベネディクトとその曾孫のダラに出会い、アンバーで火薬として機能する宝石の削り滓を手に入れて銃撃隊を整備し、アンバーを攻めようとする。だが混沌の宮廷の軍に攻められるアンバーを見てその防御に転じる。アンバー防衛戦においてエリックの戦死を見届けて審判の宝石を譲られる。 コーウィンは王位に対して有利な立場に立つが、ケインが謎の死を遂げる。遠い影に幽閉されるブランドを兄弟姉妹全員の努力で救い出すが、ブランドもコーウィンも何者かに刺される。 アンバーのパターンの背景にある真のパターンが、ブランドに刺されたランダムの息子マーティンの血で汚されており、それがアンバーに悪影響を与えていることがわかる。 ガネロンの助けでコーウィンは、審判の宝石を盗んだブランドによるアンバーの破壊を防ぎ、ガネロンの正体がオベロンであることを知る。オベロンは自分を犠牲にしてパターンを修復し、王位の決定を委ねたユニコーンはランダムを選ぶ。
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