コーイビルゴ【コーイビルゴ】(草花類)
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登録番号 | 第5811号 |
登録年月日 | 1997年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | コーイビルゴ よみ:コーイビルゴ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 11月 15日 | |
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432 GP アールスメール、ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヘリットコーイ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「オメガ」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり,花は黄白色単色の垂咲きで一茎多花の小輪花の切り花向き品種である。 草型は中間,草丈は高である。茎の太さは中,長さは41~50cm,節間長は5cm以下,節数は19節以上,茎の色は濃緑,ろう質の有無は中,硬さは軟,折れの難易は中である。葉型は中,長さ(第5葉)は9~11cm,幅は0.8~1.2cm,色は濃緑,葉巻き程度は少し巻く,ろう質の有無は多である。花房の形は一茎多花, つぼみの形は円柱形,一重・八重の別は八重,花型は垂咲,大きさは5~6cm,花色分類は単色,花色は黄白(JHS カラーチャート2901),花弁の形は丸,大きさは中,花弁縁の鋸歯の形及び数は中,花弁数は36~50,子房の形は円錐形,表面の形は溝あり,柱頭の表面の形は平滑,露出程度は無,がく筒の形は円柱形,がく裂片の先端の形は短先鋭,がく筒の長さは3.0cm以下,直径は1.3~1.6cm,花柄の長さは7~10cm,花の香りは弱である。開花習性は四季咲,早晩性は晩,がく割れの多少は中である。 「ヒルウィプリン(ホワイトプリンセッサ)」と比較して,つぼみの形が円柱形であること,花型が垂咲きであること,総ほうの形が鈍角であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者がオランダ王国において,「オメガ」に育成者所有の実生系統を交配して,その実生から選抜したもので,その後増殖を行いながら特性の調査を行い,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ビルゴ」であった。 |
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