こきん‐ちょう〔‐テウ〕【古今調】
こきん‐ちょう〔‐テウ〕【×胡錦鳥】
胡錦鳥
コキンチョウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 01:33 UTC 版)
コキンチョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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コキンチョウ(オス)Chloebia gouldiae | ||||||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価[a 1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Chloebia gouldiae (Gould, 1844) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
コキンチョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Gouldian finch | ||||||||||||||||||||||||||||||
コキンチョウ(胡錦鳥、学名: Chloebia gouldiae) は、鳥綱スズメ目カエデチョウ科コキンチョウ属に分類される鳥類。本種のみでコキンチョウ属を構成する。
分布
雨期に南下し、冬季に北上する個体群もいる[1]。
形態
幼鳥は頭部の羽衣が灰色で、背の羽衣や翼は黄緑色[1]。尾羽が非常に短い[1]。オスは頭部の羽衣が主に黒(約75%)だが、赤(25%)やまれに黄色の個体もいる[1][2]。中央尾羽が長い[1]。メスは中央尾羽が長くない[1]。
生態
樹木が点在する乾燥した草原に生息するが、水辺の草原やマングローブ林、低木林に生息することもある[1][2]。雨期になると下草が繁茂した草原、スピニフェクス属が生えた森林や低木林に生息する[1][2]。非繁殖期には大規模な群れを形成することもある[1]。危険を感じると尾を動かし、驚くと茂みの中に隠れる[1]。
食性は雑食で、主にイネ科の種子を食べる[1][2]。乾季は主にモロコシ属の種子を食べる[2]。雨期になると昆虫も食べる[1]。
繁殖形態は卵生。1-4月に樹洞やシロアリの蟻塚に、直接4-8個の卵を産む[2]。抱卵期間は12-13日[2]。雛は孵化後21日で巣立つ[2]。
人間との関係
野焼きや放牧による生息地の破壊や営巣木の減少、食物の競合、ペット用の乱獲、外来種のダニによる感染症などにより生息数は減少している[1][2]。1986年に捕獲が禁止された[2]。日本には1970年代にペットとして入ってきた。
画像
- 幼鳥
参考文献
関連項目
外部リンク
- ^ The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2012. Erythrura gouldiae. In: IUCN 2013. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2013.1.
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