ゲームブック版のオリジナルキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 15:08 UTC 版)
「ドルアーガの塔 (ゲームブック)」の記事における「ゲームブック版のオリジナルキャラクター」の解説
メスロン 顔にペイントを施し髪の毛を逆立てた、ヴィジュアル系バンドを思わせるような風貌(当時の作者あとがきではヘヴィメタルと表現された)の魔道士(メイガス)。ギルに様々な助力をするほか、二巻ではギルと同行する仲間となる。外見は少年のようで、エルフのように耳がとがっているが種族は不明。同作者の『パンタクル』の記述によれば、森の国シャンバラーの国王セフィロトの第二王子であったが、生まれながらに黒魔術に通じていたため放逐されたとある。 ゲームブックオリジナルのキャラクターだが、この後、『パンタクル』をはじめとする鈴木直人作品のほとんどに登場する重要なキャラクターとなる。 タウルス ドワーフの盗賊で、盗賊王を自称する。塔内に囚われていたところをギルに助けられ、以降行動を共にする。鍵開けの名人で口も達者、ドワーフらしく酒好き。メスロンとは口喧嘩が絶えないが憎んでいるわけではなく、負傷したメスロンを看病する場面もある。 クルス 弁髪を結った東洋人の剣士で、ギル以上の大男。メスロンを助ける目的で塔に乗り込んだ。ギルに助言し、時に助け合う。 ゴルルグ ドルアーガに仕える僧衣をまとった双頭のリザードマンで、それぞれの首が同時に呪文を唱える強敵。 後に「ティーンズ・パンタクル」にて意外な形で再登場する。 この“呪文を使う双頭のリザードマン”の設定は「ファイティング・ファンタジー」からの引用であり、他にも同作品や「ダンジョンズ&ドラゴンズ」から持ち込まれたモンスターが多数登場する。 パオトとアンフ 著者の鈴木直人とイラストの虎井安夫がモデル。塔内でもゲームブックを書いている。他にも主に3巻で実在の人物を元にしたオリジナルキャラクターがカメオ出演するシーンがある。
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