ケラレとは? わかりやすく解説

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けられ

《「ケラレ」とも書く》写真撮影する際、カメラフード合っていなかったり、複数フィルター重ねて使ったりすることで、撮影画像周辺部などが隠されてしまうこと。また、広角レンズでの撮影などの際に、内蔵ストロボの光がレンズ鏡胴当たって光の届かない部分できること


ケラレ

カメラのフレームから必要な部分がはみ出すこと。また映像の写るべき領域が表示装置のフレームからはみだすこと。テレシネ時にケラレが大きい収録をしたり、ブラウン管の走査範囲を広げ過ぎたりすると問題になる。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 吉田伊織)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


ケラレ

読み方:けられ

ケラレは、いろいろな意味で使われる。いちばん多いのは、内蔵ストロボなどを広角レンズいっしょに使った場合に、近距離ではレンズ鏡胴ストロボ光がジャマをされて、周辺暗くなってしまうことをケラレと言う花形フード間違った方向取り付け、そのフード画面内に写り込んでしまうこともケラレと言うし、焦点距離合わないレンズフード装着してしまった場合にも、フード画面内に写り込んでしまうので、これもケラレである。また、一眼レフで、超望遠レンズ使った場合に、ミラー長さ足りずに暗い部分ができてしまうこともケラレである。

口径食

(ケラレ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 03:38 UTC 版)

口径食(こうけいしょく)は、光学上の概念である。画像中心部と周辺部に明るさの差が発生(周辺光量の低下という)することの一つの原因である。本項では、英語では(広義の)"vignetting"に一括して含まれる、それ以外の原因による周辺光量の低下、およびケラレについても述べる。




「口径食」の続きの解説一覧

ケラレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 03:38 UTC 版)

口径食」の記事における「ケラレ」の解説

レンズの本来の設計上は想定してないよう使用法によって、周辺暗くなることもある。英語ではこの現象を"mechanical vignetting"と呼んでいる。ケラレは次のような場合発生する不適切レンズフード使用、あるいは厚すぎるフィルターなどによって画面四隅暗くなる画面サイズ対しイメージサークル不適切小さレンズ用いて周囲暗くなるコンバージョンレンズ等を付加して撮影するときに、画像全体に光が届きにくくなり周辺光量低下する日本語では、下記のような現象も「ケラレ」という。ひらがな書くこともあるが語源は「蹴られではなくイタリア語から。 内蔵ストロボ広角レンズと共に使った場合近距離レンズ鏡胴フードストロボ光がさえぎられて、部分的に暗くなってしまうこと。

※この「ケラレ」の解説は、「口径食」の解説の一部です。
「ケラレ」を含む「口径食」の記事については、「口径食」の概要を参照ください。

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