グローバルニッチトップ
【英】global niche top, global niche top players
グローバルニッチトップとは、世界全体の市場を見渡してもなおニッチと呼ぶべき事業分野において、大多数のシェアを獲得している、当該分野におけるトップ企業のことである。
経済産業省は2013年に、グローバルニッチトップを「国際市場の開拓に取り組んでいる企業のうち、ニッチ分野におい て高いシェアを確保し、良好な経営を実践している企業」と定義し、代表的グローバルニッチトップ100社を選出している。同100選には、自転車の変速機で大きなシェアを誇るシマノをはじめ、透過電子顕微鏡の日本電子、避雷針に用いられる酸化亜鉛素子の音羽電機工業、馬革の高級なめしを手がける有限会社新喜皮革まで、大小さまざまな規模のグローバルニッチトップが選出されている。
なお、「グローバルニッチトップ」および「Global Niche Top」は日東電工株式会社の登録商標である。
参照リンク
グローバルニッチトップ企業100選 - 経済産業省
グローバルニッチトップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 09:36 UTC 版)
グローバルニッチトップ (英: Global Niche Top、英略: GNT) はニッチ分野における世界市場でのトップ企業を指す経済用語。ドイツのハーマン・サイモンによって提唱された概念を元に経済産業省が考案した。経産省は「グローバルニッチトップ企業100選」なども選定公開している。
- ^ a b c “21世紀の隠れたチャンピオン”. 経済産業研究所. 2020年3月1日閲覧。
- ^ a b “グローバルニッチトップ企業100選(GNT企業100選) ※平成26年3月実施”. 経済産業省 (2014年3月17日). 2020年3月1日閲覧。
- ^ “GNT企業100選の概要”. 経済産業省 (2014年5月30日). 2016年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月1日閲覧。
- ^ a b c “新グローバルニッチトップ企業100選(新GNT企業100選)”. 経済産業省. 2020年3月1日閲覧。
- ^ a b 『2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」を選定しました』(プレスリリース)経済産業省、2020年6月30日 。2021年1月17日閲覧。
- ^ “Nitto独自のビジネスモデル ー「三新活動」「ニッチトップ戦略」”. 日東電工. 2020年3月1日閲覧。
- ^ “新グローバルニッチトップ”. 経済産業省 (2020年1月). 2020年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月1日閲覧。
- ^ “グローバルニッチトップ企業100選 選定企業一覧”. 経済産業省 (2014年3月17日). 2015年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月1日閲覧。
- 1 グローバルニッチトップとは
- 2 グローバルニッチトップの概要
- 3 新グローバルニッチトップ企業100選
- 4 脚注
- グローバルニッチトップのページへのリンク