マルチソーシング
マルチソーシングとは、アウトソーシング(業務の外部委託)の形態のうち、業務分野ごとに最適な受託企業を選択し、複数の受託企業と契約を結ぶ形態のことである。
従来の一般的なアウトソーシングでは、特定の1社へ業務を委託することで、いわゆる丸投げの状態に陥りやすく、管理能力の低下やコスト削減の意識の低下などを招きやすいという問題が指摘されていた。そこで、業務ごとに外注・内製(インソーシング)も含めて最適な委託先を検討し、適切に統括管理を行う、というマルチソーシングの考え方が提唱されている。
アウトソーシングの形態としては、マルチソーシングの他に、共同作業の形でアウトソーシングとインソーシング(内製)を同時に行う「コソーシング」などもある。
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