コ‐ソーシング【co-sourcing】
コソーシング
【英】co-sourcing
コソーシングとは、業務のアウトソーシングにおいて、委託企業と受託企業が対等の立場で作業を進め、利益を配分する契約形態である。
一般的なアウトソーシングは、作業を全面的に外部へ委託するものであるのに対して、コソーシングでは内製(インソーシング)を同時に進める。これにより、社内でノウハウを蓄積することで知識空洞化を防ぎ、また、専門家である受託企業から高度なノウハウを得ることなども期待できる。コスト削減などにより想定を上回る収益が上がった場合には、両者で折半して配分する。
コソーシングでは作業内容や戦略、期待される成果などをあらかじめ共有する必要がある。コソーシングは企業間の戦略的な提携の一種として結ばれることが多い。
アウトソーシングの形態としては、コスト削減を主な目的として海外へ委託するオフショアリング、コストや技術力などを考慮し世界中から最も適切な委託先を選択するというグローバルソーシングなどがある。
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