グラナティエーレ (フリゲート)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > グラナティエーレ (フリゲート)の意味・解説 

グラナティエーレ (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/04 06:20 UTC 版)

艦歴
建造者 リウーニティ造船
リヴァ・トリゴソ造船所
運用者 イタリア海軍
計画
発注 1981年
起工 1983年12月1日
進水 1985年11月14日
竣工
就役 1993年に購入
1996年3月20日
退役
除籍
除籍後
その後
母港 {{{母港}}}
主要諸元
艦種 フリゲート
艦級 アルティリエーレ級
排水量 基準 2,208t
満載 2,525t
全長 113.2m
全幅 11.3m
深さ
高さ
吃水 3.7m
機関 CODOG方式、2軸推進
* GE=フィアット LM2500 × 2基(50,000HP
* GMT BL-230-20Mディーゼルエンジン × 2基(7,800HP)
機関出力
速力 最大速 35ノット
燃料
航続距離
潜航限界深度
乗員 185名
搭載量
兵装 * 54口径127mm単装砲 1基
* [[ダルド (CIWS)
CIWS 40mm2連装砲]] × 4基
* アスピーデ/アルバトロス短SAM8連装発射機 × 1基
* テセオMK2SSM単装発射筒 × 8基
艦載艇 {{{艦載艇}}}
艦載機 {{{航空機}}}
艦載機 AB-212 ASW × 1機
搭載総数 {{{総搭載機数}}}
飛行甲板
C4I
レーダー
ソナー
探索装置・
その他装置
電子戦
対抗手段
愛称
モットー A me le guardie
その他

グラナティエーレイタリア語: Granatiere, F 585)は、イタリア海軍ルポ級フリゲート8番艦または改ルポ級アルティリエーレ級(Artigliere)もしくはソルダティ級フリゲート(Soldati)に分類される場合は4番艦となる。艦名は擲弾兵を意味するイタリア語に由来する。

艦歴

「グラナティエーレ」は、リウーニティ造船[1]リヴァ・トリゴソ造船所で建造され1983年12月1日に起工、1985年11月14日に進水し「アル=カディーシャー(Al-Qadissiah、F-17)」と命名されるも、代金未払いのためイラク海軍への引渡しは見送られる。

その後湾岸戦争を経て国際連合の制裁措置もあり、引き受け先が宙に浮いたままであったが、1993年にイタリア海軍が購入する事となり、「グラナティエーレ」と命名され1996年3月20日に就役する。1996年から2001年まではラ・スペツィア海軍基地を母港とする。

2002年、船体修理のため短期間の整備の後に、国際活動のために2つの部隊活動に従事する。同年4月11日から7月7日まで常設大西洋海軍部隊(STANAVFORLANT、現在の第1常設NATO海洋グループ、SNMG1)に属し、9月9日から11月4日までは常設地中海海軍部隊(STANAVFORMED、現在の第2常設NATO海洋グループ、SNMG2)の下で活動する。両活動において以下の国々に立ち寄った。チュニジアチュニス港、クロアチアスプリト港、トルコ・アクサズ海軍基地、ギリシャクレタ島に寄港し、2003年にはリビアトリポリ港に寄港する。これはイタリアとの関係融和を図るカダフィ大佐の働きかけもあり、両国の関係悪化後に初訪問したイタリア軍艦となる。

2004年から2005年にかけては任務のためターラント海軍基地には長期間の不在状態が続いた。特に2005年は広範囲に展開していた。2005年5月から7月にかけてスペインカディスポルトガルリスボンに寄港し、ターラントには短期間の停泊の後に、インド洋に出動しアフリカの角付近におけるソマリア沖の海賊への対処活動に従事しアデン湾に展開した。この間デンマーク籍の商船の救援や難民船の保護および通過船舶の護衛にあたり、長期間にわたる活動はオマーンサラーラ港やジブチ港を拠点にしていた。同年11月25日にターラントに帰港する。

脚注

  1. ^ リウーニティ造船は1984年にフィンカンティエリに合併されている。

外部リンク

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グラナティエーレ (フリゲート)」の関連用語

グラナティエーレ (フリゲート)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グラナティエーレ (フリゲート)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグラナティエーレ (フリゲート) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS