オルサ (フリゲート)とは? わかりやすく解説

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オルサ (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/23 01:36 UTC 版)

オルサ
基本情報
建造所 リウーニティ造船
リヴァ・トリゴソ造船所
運用者  イタリア海軍
 ペルー海軍
艦種 フリゲート
級名 ルポ級フリゲート
モットー Fortitude Fortior
Victoria y honor
艦歴
起工 1977年8月1日
進水 1979年3月1日
就役 1980年3月1日
その後 2002年に売却
2004年11月3日(再就役)
要目
排水量 基準 2,208t
満載 2,525t
全長 113.2m
最大幅 11.3m
吃水 3.7m
機関 CODOG方式、2軸推進
GE=フィアット LM2500 × 2基(50,000HP
GMT BL-230-20Mディーゼルエンジン × 2基(7,800HP)
速力 最大速 35ノット
乗員 185名
兵装 54口径127mm単装砲 1基
CIWS 40mm2連装砲 × 2基
シースパロー短SAM8連装発射機 × 1基
テセオSSM単装発射筒 × 8基
A-244魚雷3連装発射管 × 2基
搭載機 AB-212 ASW × 1機
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オルサイタリア語: Orsa, F 567)は、イタリア海軍ルポ級フリゲート4番艦。艦名はおおぐま座に由来する。

艦歴

「オルサ」は、リウーニティ造船リヴァ・トリゴソ造船所で建造され1974年10月11日に起工、1979年3月1日に進水、1980年3月1日に就役する。

1990年8月、湾岸危機の発生に伴い「A5327 ストロンボリ」、「F572 リベッチオ」と共に、第一陣としてペルシャ湾に派遣される。帰還後にSATCOM衛星通信装置やSPS-702 CORA水上レーダーなど電子兵装を中心に近代化改修工事が行なわれる。

2002年ペルー海軍に売却される。

FM-55 アギーレ

アギーレスペイン語: BAP Aguirre, FM-55)。ペルー海軍ではカルバハル級フリゲートに分類され、5番艦となっている。艦名は19世紀の太平洋戦争において活躍したエリアス・アギーレ・ロメロ(es:Elías Aguirre Romero)に由来する。

ペルー海軍1970年代から1980年代にかけて旧式化した艦艇の更新を目的としたカスティーリャ計画(Proyecto Castilla)を進めていた。この動向に対してイタリア海軍は同型艦を売却した実績から中古艦の売却交渉がすすめられていた。2002年に「ルポ」と共に売却され、引渡しに備えての諸作業が進められる。2004年11月3日フィンカンティエリムッジャーノ造船所においてペルー海軍に引き渡され「アギーレ」と命名される。2005年5月6日ラ・スペツィアを出港し6月11日にペルーカヤオに到着し、新たな任務に就く。

脚注

関連項目

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