グアノ採掘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/30 08:53 UTC 版)
「レディーエリオット島」の記事における「グアノ採掘」の解説
1863年、メルボルンのJ.アスカナス(Mr J. Askunas)がクイーンズランド州政府から、年間300ポンドのグアノの10年間の採掘権を取得し、[要出典]1864年8月23日にホバートのW.I. クローザー博士(Dr W.I. Crowther)の手に渡った。クローザー博士は1873年末まで採掘を続けた。採掘作業は中国人やマレー人の労働者によって行われ、オーストラリア本土やニュージーランドへ運ばれた。この時期を通じて、グアノとともに地表の土壌が3フィート(約0.9メートル)程取り除かれるとともに、徐々に島の樹木が伐採された。1874年 、グアノの採掘は終焉したが、島の植物相の損傷は深刻で、灯台(後述)の職員達により植物相の再生活動が行われるのは1966年になってからだった。彼らの活動は早期に実を結び、各種の海鳥の中継地点として島は再生した。
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