クローム酸鉛(II)とは? わかりやすく解説

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クロム酸鉛(II)

(クローム酸鉛(II) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 10:19 UTC 版)

クロム酸鉛(II)
識別情報
CAS登録番号 7758-97-6
特性
化学式 PbCrO4
モル質量 323.2 g/mol
外観 黄橙色の粉末
密度 6.3 g/cm3, 固体
融点

844 °C, 1117 K, 1551 °F

への溶解度 不溶
危険性
安全データシート(外部リンク) ICSC 0003
External MSDS
EU分類 記載無し
NFPA 704
0
3
0
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

クロム酸鉛(II)(クロムさんなまり、PbCrO4)はクロム酸素から成る無機化合物のひとつ。鉛化合物かつ六価クロム化合物であり、毒性がある。天然には紅鉛鉱として産出する。黄色の単斜晶系または淡黄色の斜方晶系結晶で、顔料として用いられる場合などは黄鉛クロムイエローとも呼ばれる。

合成方法

クロム酸カリウムないし重クロム酸カリウム水溶液酢酸鉛(II)を加えることなどで合成される。

Lead(II)chromate, historical dye collection of the Technical University of Dresden, Germany

参考文献

  • 日本化学会・編『第4版 新実験化学講座 16巻 無機化合物』 丸善、1991年



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