クルーズトレイン「ななつ星in九州」
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「肥薩おれんじ鉄道線」の記事における「クルーズトレイン「ななつ星in九州」」の解説
詳細は「ななつ星 in 九州」を参照 2016年4月7日よりクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の乗り入れが開始された。毎週木曜日のみの運行。肥薩おれんじ鉄道線内の停車駅は薩摩高城駅と水俣駅で、薩摩高城駅では海岸散策を行い、水俣駅では夕食を摂るため両駅とも長時間停車する。このほか、阿久根駅、牛ノ浜駅、出水駅、肥後二見駅などで列車交換のための運転停車を行う。 しかし、同年4月14日と16日に発生した熊本地震の影響で14日運行分は肥後二見駅で運転打ち切りとなり、震災以降の列車も4月運行分は全て運休となり、5月6日まで運休となった。5月7日より運行を再開したが地震の影響で豊肥本線が長期間不通となり、阿蘇・竹田散策から柳川散策に変更となったため、8月末までは本来の毎週木曜日の夕方から夜間のダイヤから毎週金曜日の早朝から朝の暫定ダイヤで運行され、停車駅は川内駅、牛ノ浜駅、出水駅、水俣駅、佐敷駅、上田浦駅、八代駅で、牛ノ浜駅と水俣駅で長時間停車を行った。 列車編成が長いため、川内駅と八代駅ではJR鹿児島本線ホームとおれんじ鉄道ホームを跨ぐように停車し、おれんじ鉄道線内の停車駅もJR時代に使用されたホームまでほぼ全て使用する形で停車していた(牛ノ浜駅や出水駅、上田浦駅など一部の駅ではホームからはみ出して停車する駅もあった)。 2016年9月1日からは川内駅 - 水俣駅間は長時間停車が牛ノ浜駅から薩摩高城駅に変更されるなど本来の毎週木曜日の夕方のダイヤに戻ったが、水俣駅で車中泊をし、水俣駅 - 八代駅間については毎週金曜日の朝の暫定ダイヤとなった。そのため列車番号は川内 - 水俣間は9012、水俣 -八代間は9014が付加されていた。 平成29年7月九州北部豪雨に伴うルート変更により、2017年8月22日出発便からは、肥薩おれんじ鉄道線経由をとりやめ、金曜日に肥薩線経由で戻るルートに変更となった。肥薩おれんじ鉄道線では実質1年弱の運用だった。 しかし、ななつ星の運行形態の再編に伴い、2021年11月5日より乗り入れを再開した。毎週金曜日のみの運行で、川内駅を朝出発して牛ノ浜駅(おもてなし)や出水駅(市内観光)に長時間停車し、正午ころに八代駅に到着するダイヤになっている。
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