クルーズステージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 07:42 UTC 版)
「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」の記事における「クルーズステージ」の解説
クルーズステージは宇宙船が地球と火星の間を飛行する際に使用される。このクルーズステージはマーズ・パスファインダーとほぼ同様であり、直径約2.65m (8.7feet)、高さ1.6mある。最外層は太陽電池パネルで覆われた直径約2.65m (8.7feet) のアルミニウム製で、5つに分割された太陽電池パネルは、地球付近で600W、火星で最大300Wの電力を供給する。ヒーター、および多層断熱材は宇宙船に搭載されている機器を常温に保つことができる。 またローバー内部には、フライトコンピュータと通信機器の冷却に使用されるフロン系統が搭載されている。クルーズ航空電子工学システムは、太陽センサ、スタースキャナ、ヒーターなどの機器を、フライトコンピュータに接続できるようにする。
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