ギャラリーロード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 00:51 UTC 版)
「ポートサイド地区」の記事における「ギャラリーロード」の解説
帷子川下流・港湾部沿いの市道高島台第306号線ほかは、愛称「ギャラリーロード」としてモニュメントやアート作品などが設置され、薄桃色の天然石敷きの歩道が整備されている。また車道と歩道との間に不規則に設置してある様々な形の石(岡本敦生による作品)は、解体された旧・横浜船渠ドックから掘り起こされたものである。みなとみらい地区の辺りにはかつて横浜船渠のドックが複数あり、ランドマークタワーのドックヤードガーデン(第2号ドック)など復元保存されているものもあるが、中には解体されたドックもあった。ギャラリーロードを含む当地区の岡本敦生による石材作品群は、ランドマークタワー(みなとみらい中央地区)の建設時に解体されたドックの廃材を使用している。 道路の両側には、街路樹としてヤマモモが植樹されている。枯死したものが少なからずあるが、管理者である市による再植樹は行われておらず、切り株が放置されていたり、市民によって独自に花壇が作られている箇所もある。 ギャラリーロードの途中から横浜中央卸売場方面へ接続していた市場関係者専用の「市場大橋」は、2011年の東日本大震災の際に損傷したため通行禁止となり、2013年から撤去工事が行われた。元々、臨港大橋(臨港幹線道路のみなとみらい橋やコットン大橋)の完成後には市場大橋を撤去する計画となっていたものが、ようやく実施されるに至ったものである。橋の完全撤去後はギャラリーロードのスペースを十分確保できることから、当地区の開発当初からの地区計画における整備方針どおり、今後は歩行者優先のコミュニティ道路としてギャラリーロードの再整備を行う方針となっている。
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