ギド・マック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 14:14 UTC 版)
第33話「ワフト空域の賭け」で初登場。ハンニバル・ゲンの戦艦ガドモア・ザンに4機が配備された。二体一組で合体することができ、尾部同士を接続した合体形態をギド・マック・ドゥという。遭遇したギジェはこの機体について全く知識を持っていなかった。前部にアディゴのような有視界式コクピット。尾部に大型のエンジン2基を備えている。マニピュレータはなく、大型2基、中型2基のワイヤー付きクローを装備。機体上部の中央部にミサイルランチャー。その脇の左右に速射加粒子砲をそれぞれ帯状に配置して、凄まじい高火力を一気に叩き付ける形でイデオンを圧倒する。 機体の色は緑主体。重機動メカとしては最大級の巨体と裏腹に、ハイパワーと高い機動性が武器であり、その素早い動きでイデオンを翻弄し、クローで掴んで引きずりまわす、という戦法をとっていた。第35話ではイデオン側のミサイルに追尾されてもそれを振り切り、逆にそのミサイルをイデオンに送り返すといった離れ業も見せた。しかし、その高機動性が仇になったケースもあり、第33話ではエネルギーを喰らう鉱物生命体ヴァンデのいるワフトエリアへ放り込むための体当たりをイデオンにかわされた挙げ句、惰性を止められずにワフトエリアに自ら突っ込んでしまい、全身をヴァンデに取り付かれて自滅してしまった。僚機であったメバルル・クオウのギド・マックも、ギジェの裏切りとイデオンの分離攻撃によって程なく撃破されている。 第34話でハンニバルは自分の艦を失ったものの、本機で脱出してマーシャル・フランクリンの戦艦スカラベリィの客将となり、第35話でギド・マック2機をもってイデオンに挑み、ミサイルの撃ち合いに負けて戦死している。なお、劇中では登場からしばらくは名称不明のままで、スカラベリィのオペレーターが述べるハンニバル機が撃墜時の報告で、ようやく機体名が明かされた。 [先頭へ戻る]
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