キャベツ問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:13 UTC 版)
「夜明け前より瑠璃色な」の記事における「キャベツ問題」の解説
第3話で「作画崩壊」と呼ばれる現象が生じ3話の作中で、キャベツを千切りにするシーンで描かれているキャベツが、単色の黄緑色のボール状の物体にしか見えない粗い作画で描かれていた。「ヤシガニ」や「ムサシ」と並び、アニメにおける作画崩壊の俗称として引き合いに出されることが多い。 この問題については、バンダイビジュアルが雑誌『メガミマガジン』2007年1月号誌上で謝罪文を掲載した。また、最終話で回想として放送された料理シーンに修正が施されたほか、DVD版では第3話に200カット近いリテイクをはじめ大幅な修正が行われたが、調理後の試食シーンでは切ったキャベツが出てこないまま審査員が試食を行っていた。 後に制作スタッフの一人が明かしたところによれば、制作スケジュールが押していた中で原画を書かずに丸だけ描いてキャベツの写真と一緒に中国の下請け会社に発注しようとしたら、キャベツの写真を入れ忘れた状態で発注してしまったことがこの事件を引き起こしたという。
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