カーブル陥落への対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 13:40 UTC 版)
「岡田隆 (外交官)」の記事における「カーブル陥落への対応」の解説
2021年8月、岡田大使は日本に出張中であった。(外務省への報告.協議)14日予定を早め首都カーブル(カブール)に向かう。乗継地イスタンブールにてアシュラフ・ガニー大統領逃亡、カーブル陥落、フライトはキャンセルとなる。在アフガニスタン日本大使館はカーブル陥落当日15日に閉鎖。在イスタンブール総領事館内に在アフガニスタン大使館臨時事務所を設置。17日に日本人大使館員12名が英国軍機でカーブル脱出。 8月20日、中東訪問中の茂木敏充外相と面会して指示を受ける。8月23日、岸信夫防衛大臣が邦人救出のため自衛隊派遣を命令(在アフガニスタン・イスラム共和国邦人等の輸送)。8月27日に自衛隊機による救出が遂行されたが、同機に搭乗できたのは邦人1名のみで現地人の大使館職員らが置き去りになった。 9月1日、在アフガニスタン日本国大使館臨時事務所をイスタンブールからターリバーン(タリバン)事務所のあるカタール・ドーハへ移転。 11月24日、岡田大使が陥落以降初めてカーブル入りしてターリバーン幹部と会談し、日本がカーブルの大使館を再開する可能性を示唆した。
※この「カーブル陥落への対応」の解説は、「岡田隆 (外交官)」の解説の一部です。
「カーブル陥落への対応」を含む「岡田隆 (外交官)」の記事については、「岡田隆 (外交官)」の概要を参照ください。
- カーブル陥落への対応のページへのリンク