カーブ・エクスチェンジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 15:54 UTC 版)
「ジョー・マッセリア」の記事における「カーブ・エクスチェンジ」の解説
禁酒法の成立を機に酒の密売に乗り出し、リトルイタリーのカーブ・エクスチェンジ(非合法酒交換所)に出入りして酒のトレーダーになった。程なくブローカーに転身し、トレーダーから手数料を取って売買の仲介・運搬を始めた。武装ガードマン付きで取引の安全を保証したため、酒のハイジャックを恐れる密輸業者の需要を集め、商売は繁盛した(「ユニバーサルサービス」と呼ばれた)。護衛や見張り番に近所のイタリア系の若者を雇った。売り手・買い手双方からマージンを取るので収入が安定し、取引価格を操作できた。交換所オーナーのガエタノ・ペノキオ(トミー・ザ・ブル)と結託し、サルーンの裏側に交換所を開いたが、警察の取締りを免れるため場所を毎日ずらした。警察は物証がないと捕まえられなかった。交換所の実権を握ったことで密輸ギャングの間で頭角を現した。
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