カルパナ・チャウラ
名前:カルパナ・チャウラ(Kalpana Chawla)
性別:女
国名:インド
生年月日:1961年7月1日(ハリアナ州カーナル)
所属機関:アメリカ航空宇宙局 (NASA)
飛行実績:スペースシャトル計画 (STS-87/コロンビア号) (STS-107/コロンビア号)
チャウラは、2003年2月1日に地球帰還途中で空中分解したSTS-107コロンビア号のミッション・スペシャリストでした。彼女は1982年にインドのパンジャブ工科大学を卒業後に渡米し、1988年にコロンビア大学で航空宇宙工学の博士号を取得しました。
NASAには1994年12月に宇宙飛行士候補生として選抜され訓練を受けた後、ジョンソン宇宙センターのEVA/ロボティクスおよびコンピューター部門の技術業務を担当しています。シャトルではロボットアームの操作を受け持ちましたが、帰還途中の事故により亡くなりました。
1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
STS-87ではS・リンゼイや日本の土井隆雄飛行士らと同乗しています。
STS-107ではR・ハズバンドや、W・マッコールらと同乗しました。
2.宇宙でどのようなことを行い、どのようなことに成功しているの?
STS-87では、国際宇宙ステーション建設のための試験作業やロボットアームの操作、スパルタン衛星の捕獲などが行われ、またSTS-107では微小重力下での80種類以上の実験が行われました。チャウラはミッション・スペシャリストとしてロボットアームの操作や実験などを行いました。
カルパナ・チャウラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/20 03:01 UTC 版)
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カルパナ・チャウラ Kalpana Chawla |
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宇宙飛行士 | |
国籍 | |
生誕 | 1962年3月17日 |
死没 | 2003年2月1日(40歳没) |
他の職業 | 科学者 |
ミッション | STS-87, STS-107 |
記章 | ![]() ![]() |
カルパナ・チャウラ(Kalpana Chawla、1962年3月17日 - 2003年2月1日)は、インド系アメリカ人宇宙飛行士。スペースシャトルのミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)。スペースシャトル・コロンビアの事故(コロンビア号空中分解事故)により死亡した7人の飛行士のうちの1人。
生涯
ハリヤーナー州カルナールの出身。パンジャブ工科大学を卒業後渡米し、テキサス大学アーリントン校で修士号、コロラド大学ボルダー校で航空宇宙工学の博士号を取得した。アメリカ人男性と結婚して1991年にアメリカ合衆国の国籍を取得。
宇宙飛行士としてはミッション・スペシャリストとしてロボットアームの操作訓練を受け、1997年に打ち上げられたスペースシャトルミッションSTS-87では、太陽観測衛星スパルタン201-04の放出と回収になど携わった。2回目のシャトル搭乗となった2003年のミッションSTS-107では微小重力下の実験を担当したが、シャトル帰還時に発生した機体分解事故により殉職した。
事故の前年に打ち上げられていたインドの気象衛星MetSat-1は、彼女を記念して2003年にKalpana-1(カルパナ-1)と改名された。また小惑星カルパナ・チャウラも彼女を記念した命名である。母校のテキサス大学アーリントン校は彼女を記念して2004年にカルパナ・チャウラホール(学生寮)を建設。学生たちの間ではKCホールと呼ばれている。
固有名詞の分類
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