カリスマ運動の拡大
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この運動の推進力となっている組織の一つに1953年にアメリカでデモス・シャカリアンを会長として創設された「国際全福音実業家親交会(略:FGBMFI)」がある。この会は超教派の朝食祈祷会、夕食祈祷会を世界各地で開催し、着実に成長を続けている。その会では、「全福音(Full Gospel)」を提唱し。イエス・キリストを救い主、聖霊のバプテスマの授与者、いやし主、来るべき王(再臨)として強調している。同会は結成以来、機関誌「ヴォイス(Voice)」を発行している。アメリカ、カナダ、オランダ、スイス、香港、南アフリカなどに会員を広げ、一般信徒による宣教活動を展開している。1960年代からテレビなどのメディアを通じて一般に紹介されている。1961年には、ジーン・ストー夫人による機関誌「トリニティ」が発行されカリスマ運動を紹介している。英国では、機関誌「ロゴス・ジャーナル」が隔月で発行されている。()FGBMFIは、ローマ・カトリックの教授と大学生を指導して、カトリック・カリスマ運動(カトリック・カリスマ刷新)に導いた。
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