カノウミサト【カノウミサト】(野菜)
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登録番号 | 第6268号 |
登録年月日 | 1998年 3月 18日 | |
農林水産植物の種類 | アスパラガス | |
登録品種の名称及びその読み | カノウミサト よみ:カノウミサト |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 19日 | |
品種登録者の名称 | 加納永男 | |
品種登録者の住所 | 岐阜県岐阜市清本町6丁目29番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 加納正一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の在来種の自然交雑実生から選抜,育成されたものであり,草型が直立の切葉向きのビルガッス種である。 茎の形は上位側6型,草型は直立,分枝性は多,徒長枝の有無は無である。主茎の太さは中,長さは短,節数は中,茎の硬さは硬である。1次枝の位置及び数は中,長さは長,2次枝の数は多,長さは中,3次枝数は少,長さは中,側枝の方向は鋭角,茎の色は濃緑である。ぎ葉の形は線形,横断面の形は丸型,長さは中,幅は狭,色は濃緑,光沢は少,1~3次枝のぎ葉数及び硬さは中である。花及び果実の多少は少,花被の色は明黄緑(JHS カラーチャート3504),休眠性の有無は常緑,耐寒性は中である。 在来種のアップライトと比較して,茎の硬さが硬いこと,ぎ葉の色が濃緑であること,2次枝及び3次枝のぎ葉数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和36年より育成者のほ場(岐阜県岐阜市)において,育成者所有の在来種の栽培株の中から選抜を繰り返し,その選抜種の自然交雑による実生の中から選抜,以後,株分けによる増殖を行いながら特性の調査を継続し,60年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ミサト」であった。 |
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