カネス【カネス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10322号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | カネス よみ:カネス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フレッター&デン ハーン ベヘール社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2231BD レインスブルフ ウフストヘースタアウェッヒ 202 A | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヴィム フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花はやや大輪の浅橙色でスカシユリ型の切花向きの品種である。草丈は25~49㎝、茎の直径は5.0~9.9㎜、色は緑、毛じはやや有、節間長は茎の中央部は5㎜未満、止葉下は20~39㎜である。葉序は5/13、葉の全体の形は長楕円形、ねじれは無、葉幅は10~19㎜、葉長は6~8㎝、光沢は有、数はやや多、着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅤ型、花の向きは30~59゜、花房の形状は複散形花序、全体の形はスカシユリ型である。花径は150~179㎜、内花被の幅は50~59㎜、長さは9~12㎝、外花被の幅は30~39㎜、長さは9~11㎝である。花色は花弁の基部は浅橙(JHS カラーチャート1603)、地色は浅橙(同1602)、中肋部は浅橙(同1603)、縁部及び裏面は浅橙(同1602)である。内花被1枚の斑点の数は10~19、外花被は1~9、つぼみの色は浅橙(同1303)、内花被の形はⅤ型、外花被の形はⅣ型、内花被先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅧ型、外花被先端の形状はⅥ型、反転の程度はⅧ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は有である。花糸の色は黄、花粉の色は赤褐、第1花梗の長さは30~59㎜、花梗の太さは中、色は緑、花梗への葉の着生は有、第1花梗の向きは60~89゜、1花茎の花数は中、花の香りは無、開花期は早である。「メントン」と比較して、茎の色が淡いこと、花弁の地色が浅橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1986年に出願者のほ場(オランダ王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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