カネゴンヌ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 23:44 UTC 版)
特撮テレビ番組『ウルトラQ dark fantasy』第22話「カネゴンヌの光る径(みち)」に登場。 古代からその存在は知られており、金に執着心を持つ女の子が変身する怪獣と言われている。基本的にカネゴンと同種族だが、頭部(上から見て)と尻尾の先がハート型になっている。容姿も習性もカネゴンとほぼ同じだが、女の子らしく頭部にトゲがなく後方にピンクのビーズのアクセサリー付きのお下げが2本あり、ヘソはコインメーターになっている。足跡は上下に逆さハートがある形状であり、歩くとボコボコとかわいい足音が鳴る。普段は明るい性格だが、金のために父親まで追い出した母と姉を疎ましく思っていた小学高学年の少女、金谷ハナエが変身する怪獣。 父の大切にしていた壺の力で、壺の中に貯めこんでいた硬貨が増加し、思わず自分の布団の上にばらまき、その上に寝そべって恍惚の微笑みを浮かべた時硬貨の山に吸い込まれ、悲鳴を上げる。吸い込まれる時は頭から硬貨の中に沈んでいき硬貨の山から片手を出してもがく状態になる。タイムトンネルのような空間に吸い込まれながら思わず踏ん張ったとき、発した閃光と共に変身し誕生する。3人の女の子のクラスメイトと共に騒動を巻き起こし、タロット風の占い師から一番自分を愛してくれる人と出会えば元の姿に戻れると告げられ、最後に父親と再会し、空から直撃した閃光を受け火花が飛び散りながら脱皮するように元のハナエの姿に戻る。吸い込まれた時はパジャマ姿だったが戻ったときは60年代的な洋服とホットパンツに大きなサングラスを頭にかけていた。しかしハナエと父親が自宅に帰ってみると母と姉がハナエのカネゴンヌが落とした壺の力でカネゴンヌに変身し、それを見たハナエは「あーあ、やだやだ、大人になるってカネゴンヌになることだったのね」と思わずあきれ微笑む。 声:宮内彩花(変身前の金谷ハナエ役も担当) スーツアクター:高津房代
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