カオマのランバダとは? わかりやすく解説

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カオマのランバダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 06:16 UTC 版)

ランバダ」の記事における「カオマのランバダ」の解説

このダンスのための曲として、フランスの「カオマ」(Kaoma) というグループ1989年に「Lambada」(オリコン最高位12位)というヒット曲出したまた、カオマの曲はいろいろなアーティストカバーし日本では特に石井明美日本語詞作詞麻木かおる)でカバーしたことでも知られている。なおカオマは、当時いわゆるワールドミュージックブーム先駆的なバンドフランス拠点としていたが、メンバーブラジル人など様々な国の出身者構成され多国籍バンドであった。 カオマのランバダは、ボリビア代表するフォルクローレグループであるロス・カルカス (Los Kjarkas)のオリジナル曲Llorando se fue(ジョランド・セ・フエ:泣きながら去った日本語題:『泣きながら』)」を無断盗用したであった原曲愛する人との悲しみ別れ歌った哀愁のあるしっとりしたものであったのに対しカオマ曲調アップテンポにして密着度の多いダンスをつけた。当時ボリビア著作権保護法整備進んでいなかった事もあり、カオマ法的に裁かれことはなかったが、原曲知る人たちの中にはカオマ行為憤り感じ、全く異なイメージの曲として全世界広まってしまったことを悲しむ者も少なくなかった。その反面ランバダヒットにより、日本などでは原曲の“Llorando se fue”の知名度上がり、今では「コンドルは飛んでいく」と並びフォルクローレ定番となっている。 カオマヒットにより、1990年には映画ランバダ/青春燃えて英語版)』が制作・公開され、のちにブレイクするジェニファー・ロペス出演していた。 日本におけるオリジナルランバダとして、2009年大澤敏雄が『プチトレアノン新宿』を「カオマ」に継ぐ日本発のワールドミュージックとしてリリースした

※この「カオマのランバダ」の解説は、「ランバダ」の解説の一部です。
「カオマのランバダ」を含む「ランバダ」の記事については、「ランバダ」の概要を参照ください。

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