OHSMS
組織(事業場)の事業活動と関連した労働安全衛生リスクのマネジメントを促進する全般的なマネジメントシステムの一部。
経営トップの「労働安全衛生に対する方針」のもとに、職場全体のリスクアセスメント(危険評価)を実施し、職場に潜む危険有害要因を洗い出し、Plan-Do-Check-Actの管理サイクルをまわしてリスク低減を図り、労働安全衛生管理活動の継続的改善を図るもの。
ILO(国際労働機関)においてOSHMSに関する指針等が策定されているが、日本でも、厚生労働省から「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」(平成11年労働省告示第53号)(OSHMS指針)が示されている。 その後、厚生労働省は平成18年4月1日に労働安全衛生法を改正(『改正労働安全法』)し、法第88条では、条件付きで労働安全衛生マネジメントシステムを実施している事業場は労働安全衛生法第88条第1項または第2項の計画が免除されるようになった。
OHSMSは、各国の調整がまだ終わっていないという理由から、まだISOになってはいない。そのため、OHSAS18001というBSIが制定したOHS監査要求事項で、第三者監査を行う。
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