オープン分散処理参照モデル (RM-ODP) ビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 03:17 UTC 版)
「ビュー・モデル」の記事における「オープン分散処理参照モデル (RM-ODP) ビュー」の解説
オープン分散処理(英語版)のための国際標準化機構(ISO)参照モデルは、分散化されたソフトウエア/ハードウエア・システムの設計を区分するためのビューポイント(視点)のセットを規定する。ほとんどの統合化課題はそのようなシステム、または類似の状況の設計に現れ、これらの視点は統合の関心から分離するのに有用であると証明しえる。RM-ODP視点とは: 事業体視点は、組織の事業目的と事業プロセスに関係するようなシステムの目的と振舞いに係わる。 情報視点は、システムによって取り扱われる情報の性質と、その情報の利用と解釈を制約に係わる。 コンピュータ的視点は、インタフェースで特定の振舞いと相互作用を示す構成要素のセットへのシステムの機能的分割に係わる。 エンジニアリング的視点は、コンピュータ的構成要素の相互作用をサポートする、要求されるメカニズムと機能に係わる 技術的視点は、システムの実装のためと特に構成要素間でコミュニケートするための技術の明示的選定に係わる。 RMODPは更に、以下を含む視点間の整合した仕様を含める設計への要求を定義する: 情報ユニットを定義する事業体のオブジェクトとプロセスの利用 コンピュータ的構成要素の振舞いを規定する事業体のオブジェクトと振舞いの利用と、コンピュータ的インタフェースを定義する情報ユニットの利用 コンピュータ的インタフェースと振舞い要求とのエンジニアリング的選定の連携 技術選定における、情報、コンピュータ的、及びエンジニアリング的要求の充足
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