オープンリールが印象的な映像作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 13:30 UTC 版)
「オープンリール」の記事における「オープンリールが印象的な映像作品」の解説
『スパイ大作戦』では、任務が様々な方法で伝達されるがそのうちの一つがオープンリールのテープによるもので、指示を聞き終わるとテープレコーダーが白煙を上げ停止した。テープ自体からは発煙していないが、指示内容の消滅を暗示する演出であった。 おもに1960年代から1970年代にかけてのSF映像作品では、巨大なオープンリールのテープドライブが科学力を象徴するアイコンとして用いられることが多い。これは、オープンリールのテープが当時におけるコンピュータの主要な外部記憶装置であったことによる。 映画『ミッドナイトクロス』では主演の音響効果マンであるジャック・テリーが扱う装置としてナグラ社製オープンリールレコーダーが登場する。 映画『パルプ・フィクション』劇中において、登場人物の一人であるミアが自宅でオープンリールを使い音楽を流すシーンがある。 アメリカ映画『地獄の黙示録』では、キルゴア中佐率いる部隊がワーグナーの『ワルキューレの騎行』をオープンリールで鳴らしながら、9機の武装したUH-1ヘリが、南ベトナム解放民族戦線の拠点であるベトナムの村落を攻撃していくシーンが、様々な意味で話題となった。
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