オーディナリー
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詳細は「オーディナリー (紋章学)」を参照 シールドの基本的なデザインとして右図の様な色の塗分けと幾何学模様がある。これに動物、植物、十字架などの具象図形が組み合わされることもある。また、紋章が受け継がれるうちに、他の家の継承に伴いその紋章を中に組み込むようになり、領域を半分や四分割して各紋章を配置することが行われた(マーシャリング)。
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オーディナリー
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「オーディナリー (紋章学)」の記事における「オーディナリー」の解説
オーディナリー ベンド ベンド・シニスター フェス ペイル チーフ シェブロン クロス サルタイアー ポール パイル 時折、「高貴なるオーディナリー」とも呼ばれるオーディナリー (Ordinaries) は、見た目はほとんどフィールドの分割のようであるが、フィールドの上に置かれる物体のように取り扱われる。多数ある幾何学的なチャージのうち、どれが正確にオーディナリーを構成するかについては多くの議論があるが、次に示すような特定のものはオーディナリーとして受け入れられている。 オーディナリーには、次のようなものがある。 ベンド (bend) デキスター・チーフ(盾を持つ側から見て右上)からシニスター・ベース(同左下)に向かう斜めの帯。ベンド・シニスター (bend sinister) は、シニスター・チーフ(盾を持つ側から見て左上)からデキスター・ベース(同右下)に向かう斜めの帯。 フェス (fess) シールドの中央を通って左右にわたる横帯である。 ペイル (pale) シールドの頂部を始点とし、底部を終点とする、シールドの幅の3分の1の幅の垂直のチャージである。シールドの幅の半分を占める以外はペイルと同様の「カナディアン・ペイル」は、元筆頭上級紋章官 (Garter King of Arms) コンラッド・スワン (Conrad Swan) によって、1964年に考案された。カナディアン・ペイルは、カナダの国旗をはじめとしてレーダー (Alfred Rehder) の紋章で見ることができる。 チーフ (chief) シールドの上部3分の1に位置するフェスである。 シェブロン (chevron) シールドの左側の中央から右側の中央までアーチ状になっている、逆V字形ののこぎりの歯のようなチャージである。 クロス (cross) 垂直な帯と水平の帯が交わる十字のチャージである。 サルタイアー (saltire) 右上から左下にわたる帯と左上から右下にわたる帯が交差した斜め十字のチャージである。 ポール (pall) フィールド全体にわたるY字形のチャージであり、スコットランドの紋章によく見られる。 パイル (pile) シールドの頂部(チーフ)から底部(ベース)にわたる下向きの三角形のチャージである。
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