オーディティング
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ダイアネティックスとサイエントロジーにおいて、オーディティング(英:Auditing)とは、「オーディター」が、過去の出来事や行動から生じた否定的な影響を取り除く目的で、その人の現世または過去世に立ち会うプロセスのことである。オーディティングは、個人を「クリア」の状態にすることを目的としている。したがって、オーディティングを受ける個人は、PCまたは「プリ・クリアー」として知られている。
オーディティングは、L・ロン・ハバードによってダイアネティックスの不可欠な要素として考案され、1950年に初めて導入された。1951年には、オーディティングもサイエントロジーの中核的な実践となった。電気皮膚活動を測定する装置であるEメーターは、サイエントロジーにおけるオーディティングの不可欠な一部となった。サイエントロジー教会によると、「オーディティングの正式な定義のひとつは、ある人に(その人が理解し答えることができる)質問をし、その質問に対する答えを引き出し、その答えに対してその人を認めるという行為である」[1]。
ハバードは、オーディティングが、裏付けのない医学的・心理学的健康効果を含む多くの利益をもたらすと主張した。1971年以来、サイエントロジーは現在、Eメーターは「それ自体では何もしない」こと、そして精神的・肉体的健康のためではなく、特に精神的な目的のために使われることを宣言する免責条項を、その書籍や出版物に掲載している[2]。
参考文献
- 『ダイアネティックス』
- 『科学の進化』
- 『生存の科学』
- 『思考の原理』
- 『サイエントロジーとは何ですか』
- "Self Analysis"
- "Dianetics 55"
脚注
- ^ “Scientology glossary”. 2013年8月7日閲覧。
- ^ “Secrets of Scientology: The E-Meter”. www.cs.cmu.edu. 2023年5月1日閲覧。
オーディティング
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「ダイアネティックス」の記事における「オーディティング」の解説
ダイアネティックスでは、施術者によるカウンセリング行為をオーディティングと呼んでいる。ダイアネティクスにおけるオーディティングは、オーディターと呼ばれる施術者が、被術者の過去の苦悩・苦痛の瞬間を何度も再体験しながら、被術者は出来事の状況を詳しくオーディターに話すことで、出来事からの被術者への有害な影響を軽減、または消去することが可能だと説明する。オーディティングも参照。否定的な過去の記録をオーディターの協力を得ながら見直す一連の手順によって、被術者は、次第に過去の否定的な経験から開放され、個性や能力、健康を回復、向上させていくことが可能だという。そして、最終的に、反応心が全て処理されると『クリアー』と呼ばれる状態に到達するという。クリアーとは、個人(第1のダイナミック)〔存在のダイナミック原則より〕に於いて反応心を最早持たない状態、或いはその人をいう。
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