オリジナル版制作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 00:58 UTC 版)
「ザ・シンプソンズ MOVIE」の記事における「オリジナル版制作」の解説
シリーズでマージ役を担当する声優一城みゆ希は自身のブログで抗議に触れ、また、2007年10月30日には映像ソフトへの収録用にシリーズで吹き替えを担当する声優による吹き替えの収録が開始されたことを明らかにした。そして、2008年3月19日に劇場公開版とシリーズの声優によるオリジナル版の2つの日本語吹き替え音声が収録されたDVDとBlu-ray Discが発売された。但しマギーとバーンズの声はオリジナル版も通常と異なり真柴摩利と小形満が務めた。 2008年5月4日には日本語版声優とシンプソンズファンが主催する「第1回シンプソンズ・ファン感謝祭」が開催され、本作のオリジナル版を上映。全国から500人のシリーズファンが集まった。2008年12月にはWOWOWおよびスター・チャンネルにおいて初放送され、両局ともオリジナル版が採用されている。2020年6月11日にウォルト・ディズニー・ジャパンによってサービスを開始した定額制動画配信サービス「Disney+」でもオリジナル版を配信しており、劇場公開版は採用されていない。 なお、テレビアニメシリーズは2008年2月5日から放送を開始したシーズン15以降、長年に渡って吹き替え版が製作されておらず、字幕版のみが放映されていた。2021年7月15日、Disney+は既にアメリカなどでは配信されていたマーベル・スタジオとのコラボレーション短編作品の新作である『ザ・シンプソンズ ロキとバートたちの大乱闘』をシンプソンズシリーズとしては約13年ぶりに日本語吹き替え版付きで翌16日に配信することを発表すると同時に同作並びにシーズン15以降のテレビアニメシリーズの吹き替え担当声優を一新した上で吹き替え版の制作を再開することを公式Twitter上にて発表した。これにより、本作が吹き替え版制作休止期間中に死去した主人公のホーマーを演じた大平とエイブを演じた滝口順平、また、『シンプソンズ』で数多くの役を演じた紗ゆりと朝戸鉄也を含む、旧キャストが出演した最後の作品となった。
※この「オリジナル版制作」の解説は、「ザ・シンプソンズ MOVIE」の解説の一部です。
「オリジナル版制作」を含む「ザ・シンプソンズ MOVIE」の記事については、「ザ・シンプソンズ MOVIE」の概要を参照ください。
- オリジナル版制作のページへのリンク