オタカラコウとは? わかりやすく解説

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お‐たからこう〔をたからカウ〕【雄宝香】

読み方:おたからこう

キク科多年草深山湿った場所に生え、高さ約1メートル直立し大きく心臓卵形で縁に鋭いぎざぎざがある。夏から秋黄色い花総状につける


雄竜脳香

読み方:オタカラコウ(otakarakou)

キク科多年草高山植物


雄宝香

読み方:オタカラコウ(otakarakou)

キク科多年草高山植物

学名 Ligularia fischeri


雄竜脳香

読み方:オタカラコウ(otakarakou)

キク科多年草高山植物

学名 Ligularia fischeri


オタカラコウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 22:49 UTC 版)

オタカラコウ
2008年8月、福島県会津地方 
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: メタカラコウ属 Ligularia
: オタカラコウ L. fischerii
学名
Ligularia fischeri (Ledeb.) Turcz.[1]
和名
オタカラコウ(雄宝香)

オタカラコウ(雄宝香[2]学名Ligularia fischeri (Ledeb.) Turcz.[1])は、キク科メタカラコウ属多年草

特徴

花茎の高さは1-2 m程度になる。根出葉フキに似て長い葉柄があり、心円形で径40-60 cmになり、の縁は鋸歯状になる。茎につく葉の葉柄は茎を抱く。花期は7-10月で[3]、茎の上部に黄色い頭花を総状につける。総状花序の下から上へ開花していく。

全体がメタカラコウに似るが、メタカラコウの頭花の舌状花が3個程度であるのに対し、オタカラコウは8個程度で、また全体的に大ぶり。メタカラコウの根出葉の基部はほこ形になるが、オタカラコウは尖らない。

分布と生育環境

ヒマラヤから東アジアにかけてと日本に分布する[3][2]

日本では、本州福島県以西)、四国九州に分布し、山地から亜高山帯にかけて湿った草地、湿原に自生する[2]

ギャラリー

脚注

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “オタカラコウ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2015年1月25日閲覧。
  2. ^ a b c 清水 (2014)、394-395頁
  3. ^ a b 豊国 (1988)、91頁

参考文献

関連項目

外部リンク




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