エルゴ競漕大会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 14:43 UTC 版)
「ローイングエルゴメーター」の記事における「エルゴ競漕大会」の解説
2月にアメリカマサチューセッツ州ボストンで開かれるエルゴ競漕世界選手権(CRASH-B Sprintsとしても知られている)や11月にバーミンガムで開かれる 全英エルゴ選手権など(これらはいずれもConcept2が使用される)、世界中で数多くのエルゴ競漕大会が開催される。最も主流の競漕は個人2000m部門で、他に1マイル部門(たとえばイーヴシャム大会)や2500m部門(はじめはCRASH-B Sprintsでの規定距離であった)があり、さらには短距離部門(100m-500m)やチームリレー部門なども存在する。抵抗は調整されるものの使われるエルゴは統一される。抵抗調整はエネルギー計測に影響せず、そのため一つのエルゴの結果は抵抗のレベルに依らず他のエルゴの結果と平等に比較することが出来る。 ほとんどの大会は性別、年齢、体重、重量区分に応じて分類される。最速記録は一般的に20代から40代の漕手により達成されるものの、10代や90代以上の老人も多く見られる。エルゴと水上の両方のパフォーマンスの総合評価もしばしば行われ、世界選手権の表彰台はしばしばプロ水上漕手に支配される。前オリンピックシングルスカル金メダリストの ペルティ・カーピネンとロブ・ワデル、および五度の金メダル獲得を誇るスティーブ・レドグレイブはみなエルゴの世界タイトルを獲得するか世界記録を保持している。 会場でいっせいに競技が実施される大会とともにインターネットを通して多くのエルゴ競漕参加者がおり、記録の事後提出かコンピューター接続によるレースのいずれかに参加している。オンライン大会はコンセプト2が提供している。
※この「エルゴ競漕大会」の解説は、「ローイングエルゴメーター」の解説の一部です。
「エルゴ競漕大会」を含む「ローイングエルゴメーター」の記事については、「ローイングエルゴメーター」の概要を参照ください。
- エルゴ競漕大会のページへのリンク