エリス・ファーロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 17:33 UTC 版)
ロストール王妃。王国の七竜家筆頭のファーロス家の出。無気力な国王に代わり、実質的にロストール王国の実権を握っている。智謀に秀で、手段を選ばないやり方や悪女のような外見も災いして「ファーロスの雌狐」と呼ばれている。実際、政敵の排除、配下を捨て駒とする、邪魔な国を滅ぼすなど非道な行為を数多く行っており、恨みを持つ人間やレムオンを筆頭に自身を亡き者にしようと目論む敵が少なくなく、国内においても反抗勢力と冷戦を繰り広げている。しかしその本心は無気力な夫と無能の兄の代わりに悪名を帯びてまで国と家族を守ろうとするというものであり、PS2版以降ではゼネテスは彼女の死後に「いい人間ではなかったかもしれん。恨まれても仕方ない。だが俺にとってはいい女だった」と回顧している(特に「旅先の小さな町」スタートの時は温和な人柄が伺えるイベントが多い)。また、一流の腕を持つ程の料理好きかつ家庭的な面を持ち、その料理の味はゼネテスが絶賛する程。PS版では物語終了まで生存したが、PS2版以降では物語終盤におけるレムオンが起こしたクーデターにより王権を私物化した首謀者という名目でリューガ家の私兵に必ず殺害される。王妃でありながら王族を示す「リュー」ではなく、生家の「ファーロス」姓であることから、ロストールでは血族が重視されているものと思われる。
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