エトモ綱島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:54 UTC 版)
2020年3月16日、東急の駅ナカ商業施設「エトモ綱島」が開業した(東急ストアは3月13日に先行開業)。東急が「etomo」の統一ブランドで展開する駅ナカ商業施設の12店舗目で、ブランド名は「駅と、もっと」に由来する。「エトモ綱島」は鉄道高架橋の耐震補強工事により2016年に閉鎖された「綱島駅ビル商店街」跡地の高架下空間と、2018年に閉鎖した駅構内店舗の跡地を一体的に再活用した施設となる。核店舗として「東急ストア綱島駅前店」が出店し、駅構内で営業中の店舗に加え、駅構内工事により閉店していた店舗や、スターバックスなど新規出店の店舗も入居した。 「綱島駅ビル商店街」は綱島駅が高架化された1963年、駅の高架下に開業した。核店舗の「綱島駅前東急ストア」をはじめ、11店舗が入居する商店街として長年営業し、2階建てで1階は東急ストアと専門店街、2階は居酒屋などの飲食店街となっていた。専門店街には不二家綱島店、京樽綱島店、ドトールコーヒー綱島駅前店、地元の個人営業店などが出店していた。東横線の鉄道高架橋の耐震補強工事開始に伴い、2015年からテナントの撤退が開始。翌2016年1月8日の綱島駅前東急ストア閉店をもって全テナントの撤退が完了し、駅ビルは閉鎖され解体された。 「エトモ綱島」に開店した「東急ストア綱島駅前店」は、同年2月29日に閉店した綱島街道沿いの「東急ストア綱島店」を移転する形となった。旧駅ビルの「綱島駅前東急ストア」閉店後、2018年3月にアピタテラス横浜綱島が開業した影響で、再度2店舗を出店・維持するのは困難となったため、既存店舗を「エトモ綱島」に移転する形とした。 駅構内には小田急グループのベーカリーHOKUOが出店しており、小田急沿線外では初出店となる店舗であった。駅構内の改良工事により2018年に閉店したが、駅売店「toks」などとともに「エトモ綱島」に再出店することとなった。また同年3月31日には「エトモ綱島」外の隣接する建物に「しぶそば綱島店」が新規出店し、駅そばながら2階では「セルフちょい飲み」もできる新形態の店舗とした。 東急ストア 綱島駅前店(再出店) LAWSON + toks エトモ綱島店(再出店) HOKUO 綱島店(既存店) おむすび権米衛 エトモ綱島店(再出店) スターバックスコーヒー エトモ綱島店(新規出店) ビアードパパ エトモ綱島店(新規出店 青山フラワーマーケット 綱島店(既存店) しぶそば 綱島店(新規出店)
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