エイト環(エイトかん)
エイト環
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 04:54 UTC 版)
1970年代後半に入ってからだと思われるが、日本に文字通りアラビア数字の8の字型をしたエイト環(figure eight descender )が紹介され、1990年現在扱いやすさと確実さで他の下降器を完全に駆逐、懸垂下降だけでなくパートナーの確保にも使われるようになった。素材はジュラルミンなど軽合金。大型の製品はレスキューや高所作業用、小型の製品はクライミング用である。確保器としても使用できるが制動力は弱めである。 実は鉄の丸棒を曲げて溶接したいかにも初期製品ではあったが、エイト環は1967年に東京トップで製造発売されており、性能面で落ちるとは言え日本製品が最初の可能性がある。
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