ウランちゃん【ウランチャン】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9119号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | すいか | |
登録品種の名称及びその読み | ウランちゃん よみ:ウランチャン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タキイ種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 日高輝久、松尾一馬 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、台湾から導入した中玉種に「F1こだま」を交配して育成した系統を母系とし、「乙女」に「瑞祥」を交配して育成した系統を父系とする交雑品種であり、果実はやや球形、果肉は赤色で硬く日持ちがよい小玉品種である。種子の形は楕円、大きさは中、主づるの長さ及び節数は中、本葉の形(欠刻の深さ)は深、大きさは中、色は緑、草姿は普通である。子房の形は楕円、雌花の開花期、成熟日数及び着果の安定性は中である。果実の形はやや球、果実先端の形は平、果実の重さはやや軽、果皮の地色は緑、網状斑の多少は極少、条斑の多少は中、条斑の色は濃緑、内果肉の色は赤、果肉の硬さは硬、繊維は中、糖度は高、1果含有種子数は少、裂果性は低、日持ち性は長、輸送性は高である。「紅こだま」と比較して、果皮条斑の色が濃いこと、果肉が硬いこと、日持ちが長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、台湾から導入した中玉種に「F1こだま」を交配して育成した系統を母系とし、「乙女」に「瑞祥」を交配して育成した系統を父系とする交雑品種であり、平成7年にCCTシード株式会社(タイ王国)において交配組合せ能力検定試験を実施し、9年に出願者の研究農場(滋賀県甲賀郡甲西町)において特性の調査を行い、目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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