ウラナイカジカ科
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ウラナイカジカ科(学名:Psychrolutidae)は、カサゴ目に所属する魚類の分類群の一つ。アカドンコ・ニュウドウカジカなど、底生魚を中心に2亜科8属38種が記載される[1]。科名の由来は、ギリシア語の「psychrolouteo(冷水浴)」から[2]。
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ウラナイカジカ科
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ウラナイカジカ科 Psychrolutidae は2亜科8属35種で構成される。三大洋の沿岸から深海(水深2,800m)まで分布し、最大長は65cm程度。 体は滑らかか、いぼ状の板で覆われる。眼窩同士の間隔が広い。側線は退化的。背鰭の棘条部と軟条部は多くの場合一続きで、一部が皮膚に埋もれることがある。鰓条骨は7本。口蓋骨の歯を欠き、前鋤骨歯の有無はさまざま。 コブシカジカ亜科 Cottunculinae 5属。頭部は骨性で頑丈、しばしばトゲをもつ。眼窩間の広さはウラナイカジカ亜科と比べ小さい。鰭や体の色は単色ではない。ガンコ属 Dasycottus コブシカジカ属 Malacocottus ヤギシリカジカ属 Eurymen 他2属 ウラナイカジカ亜科 Pcychrolutinae 3属。頭部は骨化せず、トゲももたない。鰭・体の色は単色。アカドンコ属 Ebinania ウラナイカジカ属 Psychrolutes Neophrynichthys 属
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