インターネット配信の現状と弱点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:23 UTC 版)
「テレビアニメ」の記事における「インターネット配信の現状と弱点」の解説
権利者(原作者や遺族など)の意向によっては有料配信すら許諾されない場合もある。 最速放送局より遅れて配信される事例が多い。有料配信の場合は一部最速放送局よりも早く配信するケースがあり(日本テレビ製作深夜アニメ番組など)、近年ではAbemaTVで最速放送局と同時、もしくはそれよりも早く無料配信するケースも登場している。 「有料配信のみ」を基本とする放送枠(フジテレビ『ノイタミナ』枠やMBS『アニメイズム』枠など)や、製作会社(東映、KADOKAWA 製作作品など)もあり、近年ではこれらに限らず特定配信サイトの「独占有料配信」作品も増えている。 配信企業が製作委員会に加わったりプロジェクトを主導するケースもあり『シドニアの騎士』では製作会社がNetflixと直接契約し、日本国外でのインターネット配信を独占させる契約で制作費を調達した。また同じ制作会社による『BLAME!』はNetflixのオリジナルコンテンツとして制作された(日本国内では劇場でも放映された)。 肖像権の都合上、声優やスタッフの出演する特番や実写パートが配信されない場合もある。 インターネット環境に影響を受けやすい。アクセス元のIPアドレスで国・地域・インターネットプロバイダなどを判別するため、IP制限により、有料の配信サービスすら受けられない場合もある。 有料配信の場合、料金支払方法がクレジットカードやウェブマネーなどに限られ、銀行の口座自動振替には対応していないため、利便性に劣る。
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