イギリス及びイギリス連邦諸国の守衛官とは? わかりやすく解説

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イギリス及びイギリス連邦諸国の守衛官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 09:53 UTC 版)

守衛官」の記事における「イギリス及びイギリス連邦諸国の守衛官」の解説

守衛官英語名である Serjeant はラテン語で「召使」を意味するserviensを語源とする言葉で、もともと中世イングランド王国において国王警護する役人に対して与えられていた官職名であった。それが15世紀庶民院下院)において院内秩序正し警務をつかさどらせるために最初守衛官置かれた。守衛官設置以来国王によって任命されており、国王から議会貸与され職員みなされている。彼がその職権象徴として携えている職英語版)(mace)は本来王権象徴たるものであり、王が下院権利承認したことを象徴している。現在も、議会開会式においては守衛官は職携行して王の先導警護にあたっている。 守衛官は、議場では議長席の至近位置に席を与えられており、議会開かれている間、その秩序維持し必要がある場合には秩序を乱す者を議場外に排除する権限与えられている。下院所属門衛 (Doorkeeper) や、ロンドン警視庁議会警備隊警察官は、守衛官指揮下におかれている。またこのほか、下院オンラインシステム等の管理・運営なども守衛官担当である。 イギリス連邦諸国議会ではイギリスと同様、同じ名前の役職がおいている例が多く見られイギリス似たような任命制度権限持っている

※この「イギリス及びイギリス連邦諸国の守衛官」の解説は、「守衛官」の解説の一部です。
「イギリス及びイギリス連邦諸国の守衛官」を含む「守衛官」の記事については、「守衛官」の概要を参照ください。

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