イギリスの愛唱歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 17:05 UTC 版)
「我は汝に誓う、我が祖国よ」の記事における「イギリスの愛唱歌」の解説
1926年の第一次世界大戦休戦協定記念式典で演奏されて以降、イギリスでは11月11日のリメンブランス・デーで戦没者追悼の歌として歌われるようになった。1926年に賛美歌集 "Songs Of Praise" に収録されたときには、ホルストの友人レイフ・ヴォーン・ウィリアムズによって『サクステッド』と名付けられた。ホルストが曲を付けた背景に関しては、ホルストの娘イモージェンが以下のように証言している。 「歌詞に曲をつけるよう求められたとき、父は働きづめで大変疲れていて、『木星』の音に歌詞を合わせることに安らぎを感じていた。」 ロイヤル・ブリティシュ・リージョン(w:Royal British Legion )によるリメンブランスデーの式典(11月11日の直前の日曜日もしくは土曜日に開催される)では女王、王族を含む参列者全員によって歌唱される(外部リンクを参照)。王太子妃ダイアナがこの聖歌を好んだとされ、チャールズ王太子との結婚式で演奏されたほか、1997年のダイアナ妃の葬儀の際には長男ウィリアム王子の要望で演奏された。また2013年のマーガレット・サッチャー元イギリス首相の葬儀でも歌唱されたほか、2021年のエディンバラ公フィリップの葬儀では吹奏楽で演奏された。
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